目標とするなら資格取得がオススメ!
ITエンジニアに限らず、キャリアアップを見据えた目標設定を立てることはチームにとっても個人にとっても重要なことです。
特にITエンジニアは能力的なピークを迎えるのが30代半ばと他の業種に比べて速いので、早めに目標設定を立てる必要があります。目標設定として分かりやすいのが自分の技術・経験を外部に証明できて、転職・独立にも有利に働く資格取得です。とはいえ、IT関連の資格は国家資格から民間資格まで含めると50種類以上あります。
そんな多数のIT関連資格の中で、当面の目標としてオススメなのが応用情報技術者です。ITエンジニア向けの資格として最も有名なのが基本情報技術者の資格ですが、応用情報技術者は基本情報技術者のワンランク上の資格となります。基本情報技術者は人気の資格ではありますが、あくまで基本的な知識・技能を証明する資格なので、新卒や第二新卒には就職のアピールになってもキャリアアップの手助けには難しいです。
一方、応用情報技術者試験では高度なITエンジニアに求められる応用的な知識・技能に加え、管理・経営などマネジメントの知識も求められます。技術者としてキャリアアップしたい人はもちろんですが、管理・経営の知識も身につくのでリーダーやマネージャーを目指す人、フリーエンジニアへの転身を考えている人にもオススメの資格です。この試験の合格率は20%前後と簡単に取れる資格ではないので、仕事をしながら資格取得を目指す場合、遅くても試験の半年前から勉強を始めましょう。