キャリアアップを目指す人は取得しよう!
IT業界の資格である基本情報技術者の試験をクリアすれば、次は応用情報技術者の資格が視野に入ります。
基本情報技術者の資格試験が基礎的なコンピューターシステム開発能力を問うのに対し、応用情報技術者の資格試験ではコンピューター開発の広範な知識が求められます。難易度が上がるため、IT業界の知識や開発経験を持っているITエンジニアであっても、試験対策を行わなければ資格取得は難しいといわれています。
この資格試験では、数学やプログラミングなど基礎的な情報技術の知識に加えて、システム設計やマネージメント能力の適正が問われます。設計やマネージメントの能力はIT開発の上位の職業に就けばいずれ必要になる要素であり、将来のキャリアアップを目指しているITエンジニアには応用情報技術者に挑戦するメリットは大きいといえるでしょう。また、仕事で活躍するために役立つ資格でもあるはずなので、資格取得の勉強をしても損はないはずです。
資格取得のための勉強方法としては、設計やマネージメントに関する基本の知識を教材で学習すると共に、過去の出題問題を数多くこなすと試験対策に効果があります。さらにできれば本番の試験を受ける前に、模擬試験をできるだけ多く経験した方が試験対策として確実です。
練習問題では本来の能力を発揮できても、いざ試験となると緊張してしまい実力を出せない人が少なくありません。この資格試験は年に二度開催されるため比較的挑戦するチャンスは多いものの、できるだけ一度の受験で合格し資格取得できるよう備えておいた方が、時間や労力を無駄にせずに済みます。